青黒ピクルス

2007年9月9日 TCG全般
こんにちは、しゃくしゃく。

とりあえず、本記事↓
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mf162

で、斜め読み翻訳↓
http://magicsquare.seesaa.net/article/54528051.html

で、この記事では青黒ピクルスと青赤ストームについて簡単なコメントが書かれている。

そのなかで、青黒ピクルスで、なぜ《最後の喘ぎ/Last Gasp(RAV)》が使われているかについて疑問となっている。

デッキの構成を見れば、記事通りアドヴァンテージを取れるカードは少ない。すなわち、相手にアドヴァンテージを取られてはいけないというのがポイントである。

先に解答を言ってしまえば、《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》がネックである。カバレッジでも書かれていたが、《砂漠/Desert(TSP)》や《殺戮の契約/Slaughter Pact(FUT)》で殺せない彼を放置=死のようなもの。

一方で《恐怖/Terror(5E)》のメリットは《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RAV)》や《稲妻の天使/Lightning Angel(AP)》、《永劫の年代史家/Aeon Chronicler(PLC)》などのフィニッシャーを殺すことができる。

しかしながら、《最後の喘ぎ/Last Gasp(RAV)》でも《砂漠/Desert(TSP)》を併用すればタフネス4や5を除去することも可能であることを考えれば、《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》を殺せない《恐怖/Terror(5E)》よりも万能な《最後の喘ぎ/Last Gasp(RAV)》を使った方が腐りにくいわけである。

それでも上記の通り、簡単にはアドヴァンテージを稼げないから、消す呪文の見極めやピクルスを嵌めるための誘導など、細かいプレイングを要所要所で必要となる。

繊細な1対1交換や0対1交換の繰り返しで勝つのは簡単なことじゃない。まさしくマジック好きな彼にぴったりなデッキだと思う。

余談

あまりのアドヴァンテージの稼げ無さに2000年の日本選手権の青単フルカウンターを思い出したよ…。ドロー操作が《蓄積した知識/Accumulated Knowledge(NE)》や《渦まく知識/Brainstorm(5E)》だけのデッキとか今じゃあり得ないって叫びそうだもん。


余談2

この青黒ピクルスでは相手にアドヴァンテージを取らせないと書いてあるが、フラッシュバックがかなりガンである。とりわけ《獣群の呼び声/Call of the Herd(TSP)》はキツイから《差し戻し/Remand(RAV)》や《撤廃/Repeal(GPT)》が重要となってくる。それ以外で対応するとアドヴァンテージの損失となる。つまり、これらのカードを失う次の環境ではどう推移するかが見物であろう。

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